MAMPなどのローカル環境でWordpressのメール送信テストをしたい、というケースがある。ローカル環境にメールサーバーを稼働させるのは大変なので、外部のメールサーバーを使えるようにするプラグインと設定方法を紹介する。
前提
- メーラーはGmailを使用
- メールフォームはContact form7を使用
プラグイン「WP mail SMTP 」をインストール&設定する
![](https://hisa-himi.site/wp-content/uploads/2019/11/fa86e6d2f24feee3c7b3ff2646340890.png)
インストールし有効化した後、管理画面の「WP Mail SMTP」の設定画面を開く。
設定方法
①送信元、送信者名を任意で入れ、メーラー一覧から「Other SMTP」を選ぶ。
※Gmailを使用するが、Gmailは選ばない。
![](https://hisa-himi.site/wp-content/uploads/2019/11/wpmail.png)
②下部の設定を行う。
SMTPホスト:smtp.gmail.com
暗号化:TLS
SMTP:自動で入る(587など)
認証:ON
SMTP Username:Gmailアドレス
SMTP Password:Gmailアカウントのパスワード
![](https://hisa-himi.site/wp-content/uploads/2019/11/20e0eb320ade36407c365020f79a8df6-1024x630.png)
確認方法
Email Testタブを開き、任意のメールアドレスを入れ、「Send Email」をクリックする。
![](https://hisa-himi.site/wp-content/uploads/2019/11/52bfc838057219f5e9f6dd35bee8c0ee.png)
送信ができれば、「Your email was sent successfully」と表示される。
テスト送信でエラーが出た場合
考えられるのは次の2パターン
- GmailアドレスまたはGmailアカウントのパスワードが間違っている
- Googleアカウントの「サードパーティによるアクセス」が無効になっている
「ログインをブロックしました」のメールが届いた場合
![](https://hisa-himi.site/wp-content/uploads/2019/11/3548f206ee720f8c10e952fa91b0ae82.png)
アクティビティを確認し、セキュリティ診断の「サードパーティによるアクセス」を無効から有効に変更すると、アクセスが有効になりました、というメールが届き、テスト送信が可能になる。
![](https://hisa-himi.site/wp-content/uploads/2019/11/3c442e471c5035197e2df13dbff97673.png)
なお、「安全性の低いアプリへのアクセス無効化」を行っているので、テスト後に有効に戻すか、または捨てても良いアカウントを使用すること。